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第10回日本神経感染症学会学術集会の開催にあたってこの度は、第10回という記念すべき節目に日本神経感染症学会の開催を仰せつかり東京医科歯科大学大学院脳神経病態学分野(神経内科)の教室員一同大変光栄に存じております。 学会に移行してから3年目ですが、前二回の開催地が観光資源にも恵まれていたのに対して東京はこれといったものもなく皆さま何度も来ておられる街と言うことになります。したがいまして、今回は学会としての原点に立ち、徹底的に学問をすることを基本方針として準備して参りました。まず特別講演としてパリのサルペトリエール病院のHauw教授にプリオン病のお話しを伺います。プリオン病では牛海綿状脳症など英国が有名で我々も緊密に連携しておりますが、今回はヨーロッパの大陸側からみた側面を拝聴できるものと期待しております。関連しまして私も本年初めわが国で第1例目が確認されました変異型Creutzfeldt-Jakob病について大変示唆に富むことがありましたのでご紹介したいと考えております。シンポジウムTではまれであるため有名でありながらよく知られていない進行性多巣性白質脳症につきましてその基礎から臨床の最先端までを学ぶ予定ですし、シンポジウムUでは単純ヘルペス感染症のとくに遷延化や再燃に焦点をあててその克服を目指しております。ヘルペスウイルス感染症は神経感染症におけるビッグテーマでありHHV6と脊髄炎について教育講演をお願いいたしました。さらに、ランチョンセミナー3件、イブニングセミナー1件も共催できる運びとなりエイズにおけるヘルペスウイルス感染症、“感染性”アミロイドーシスなど研究の最先端から髄膜炎や誤嚥性肺炎という診療の実際まで重要なテーマについて勉強したいと存じます。このような中で、一般演題数は100とこれまでの68、61等を上回る数をお寄せいただき、その内容の高さと相俟って大変充実した学会になるものと確信しております。会員はもちろん会員外の皆さまにも多数おいでいただき、活発な討議や交流を通して是非本学会を成功に導いていただきたくお願い申し上げます。 なお、実は東京にもいろいろ素晴らしいものがございます。学会終了後の秋の週末を華やかな都心から自然あふれる郊外まで存分にお楽しみいただければ幸いです。 平成17年9月吉日 第10回日本神経感染症学会 |
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